戦闘モード
ルール・解説


 戦闘モード:ルール(鬼の選出・出陣・勝負・勝敗判定)

鬼の選出

1.キビダンゴマーカーの数が一番多く残っているプレヤーがスターターマーカーをもらいます。同数のプレーヤーがいたら、ジャンケンなどでスタートプレーヤーを決めます。(第1ラウンドのみ)

2.鬼カードの山札から4枚めくって、鬼の面をボードの上に出します。

3.スタートプレーヤーは、4枚のうちどの鬼に攻撃するか宣言し、分かりやすいに少しずらします。





出陣

4.プレーヤーは手札からカードを選び、攻撃する鬼の前に置きます。
 
カードの選択は、以下の4パターンに限ります

 (1)戦士もしくは家来の中から1枚

 (2)同種類の家来で複数枚
   <例>「イヌ3」「イヌ1」で2枚、
     「サル3」「サル2」「サル1」で3枚など

 (3)イヌ、サル、キジ3種で3枚
   <例>「イヌ3」「サル1」「キジ1」で3枚、
     「イヌ1」「サル2」「キジ2」で3枚など

 (4)戦士と家来で2枚
   <例>「桃太郎」と「イヌ3」で2枚、
      「柿太郎」と「イヌ1」で2枚など

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5.ボードの鬼マーカーを選択した鬼カードの数字の場所に、戦士マーカーを出陣したカードの合計数のところにそれぞれ置きます。



●ジャンケンマークについて

鬼カードの赤鬼、青鬼、緑鬼と家来カードのイヌ、サル、キジの左下にジャンケンマーク、戦闘においてこの優劣が反映されます。示したカードにジャンケンマークがあった場合は、マークの優勢な側の枚数分のマーカーを進めます(劣勢分後退する)。

<例1>赤鬼6(チョキ)に桃太郎3+イヌ3(グー)が戦った場合、数字だけだと6vs6(3+3)になるが、チョキに対しグーが優勢なので6vs7(3+3+優勢ポイント1)となる

<例2>青鬼6(グー)にキジ3(チョキ)とキジ2(チョキ)キジ1(チョキ)が戦った場合、数字だけだと6vs6(3+2+1)になるが、グーに対して劣勢となり6vs3(3+2+1−劣勢ポイント3)となる

<例3>イヌサルキジ3枚で戦う場合は、優劣が相殺され、数字のみ勝負となる

<例4>黒鬼と黄鬼はジャンケンマークがないので、数字のみの 勝負となる



勝負

6.プレーヤーは赤いサイコロと白いサイコロを同時に振り、赤いサイコロの目の分、鬼のマーカーを進め、白いサイコロの目の分は戦士のマーカーを進めます。



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勝敗判定

7.最後に、ボードの点数が多い方が勝負に勝った事になります。(同じ数は引き分け) 

勝者と敗者の差が敗者のダメージ数となり、そのカードの上にダメージ分の黒いダメージマーカーを置きます。

鬼も戦士側もカードの数字同等以上のダメージを受けた場合戦闘不能となります。
 (カードの数字2はダメージ2でアウト)

・ 鬼が敗者→
 
鬼が戦闘不能になった場合、裏返して宝物に変わり、プレーヤーは宝物を取得します。ダメージがカードの数字未満の時はダメージマーカーを置きます。
(例:赤鬼6がダメージ2受けて、戦闘力が4になる)
このダメージは次プレイヤーの手番に引き継がれます。

・ 引き分け→
 
鬼と戦士側(任意の札)に一つずつダメージマーカーを置きます。

・ 戦士側が1枚で戦い、敗者となる→
 
戦闘不能となればカードを裏返し、退場します。それが戦士カードの時、そのプレーヤーはゲーム終了となります。ダメージがカードの数字未満の時はダメージマーカーを置きます。

・戦士側が複数で戦い、敗者となる→
 どのカードがダメージを受けるのか選択できます。
ダメージは1枚のカードのみにかかり、複数カードに分散させることはできません。選んだカードが戦闘不能となればカードを裏返し、退場します。

ただし、ダメージ数がカードの数字より大きくても1枚のカードを戦闘不能とすることにより、それ以上のダメージは受けません。
(例:ダメージ4を受けたが、犬1のカードのみ戦闘不能にして、手番終了)

ダメージが、選んだカードの数字未満の時はダメージマーカーを置きます。(任意の札)



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●特殊な鬼について

・黒鬼6は、ジャンケンの優劣がありません。ただしダメージがある場合次のプレーヤーにかわるごとにダメージが一つずつ回復し続けます。

例〉黒鬼6は第1プレーヤーの戦いでダメージ3を負ったが、第2プレーヤーの番に1回復してダメージ2(戦闘力4)となった

・黄鬼2、4もジャンケンの優劣がありません。プレイヤーは黄鬼2を退治した時に、宝ポイントを2取得か回復薬1取得かを選択できます。同様に黄鬼4は 宝ポイント4取得か回復薬2取得かを選択します。回復薬を選んだ場合、青いマーカーをもらいカードはその場から取り除きます。後から宝物を回復薬に交換したり、その逆もできません。



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●ダメージの回復について

鬼との戦闘でカードの数と同等以上のダメージを受けた場合、戦闘不能となりカードを裏返しますが、カードの数字未満のダメージの場合、次に自分が戦闘する前にダメージを回復する方法があります。

・家来のダメージ回復方法……
家来雇用モードで残ったキビダンゴでのみ、ダメージを回復できます。ダメージを受けて次の手番の最初に宣言して、キビダンゴ1個につきダメージ1個を場から取り除きます。

・戦士のダメージ回復方法……
戦士のダメージは黄鬼を退治した時に取得できる回復薬(青マーカー)でのみ回復します。ダメージを受けて次の手番の最初に宣言して回復薬1個につきダメージ1個を場から取り除きます。


次のプレーヤーに交代

8.次のプレイヤーも「鬼の選択、出陣、勝負、勝敗判定」と進み、交代します。
(ゲーム中パスは一切できません)

1ラウンド中に場に出ているすべての鬼を退治するか、プレーヤーが2周すれば(ただし2人プレイは3周)、次のラウンドになります。鬼、戦士側共にダメージマーカーは次のラウンドにも引き継がれます。


戦闘モード(第2ラウンド)

9.第1ラウンド終了後、第2ラウンドは宝物ポイントの合計数が一番少ないプレーヤーからスタートします。同じ点数ならばキビダンゴの多い人がスタートプレーヤーになります。

10.第2ラウンドも同じように4枚の鬼カードを登場させます。第1ラウンドで残った鬼がいれば、それに4枚プラスします。(退治できなかった鬼+4枚)

11.第2ラウンドも第1ラウンドと同じ条件で次のラウンドに移ります。


戦闘モード(最終ラウンド)

12.最終ラウンドも残りの鬼4枚を登場させ、
9.の条件でスターターを決め)
 鬼をすべて退治するか、戦士が全滅するまで何周でもプレイを続けます。


ゲームの終了・点数計算・勝利条件

生き残った戦士がいるプレーヤーの中で、一番宝物の合計ポイントが多いプレーヤーが1位です。

戦士が全滅した場合は、その中で一番宝物の合計ポイントが多いプレーヤーを1位とします。

宝物のポイントが同点の場合、家来の生き残った数が多い方、それも同じ場合、残ったキビダンゴの数が多いプレーヤーの勝利です。


解説・プレイのツボ

1.弱い鬼より強い鬼のほうが宝物のポイントが高いです。
 鬼を倒せばカードをひっくり返して宝物ポイントとして得点できます。但し、強い鬼程ポイントが高いので弱い鬼ばかり倒していては勝てません。

2.強い鬼は一人では倒せません。ごっつぁん退治を狙いましょう。
 強い鬼はなかなか一撃では倒せません。他のプレイヤーと戦った後で弱っているところを狙いましょう。

3.ジャンケンマークは重要です
 
ジャンケンマークで1ポイント2ポイント戦闘力を上げる事が重要です。

4.家来を盾とする非情さが必要です。
 大きくダメージをくらってしまった時でも、1戦闘力の家来の犠牲でそれ以上のダメージは受けません。

5.黄鬼を倒した時の判断が悩ましい所です
 
黄鬼を倒した時に宝物で得点するか、回復薬を選ぶかが悩ましい所です。ラウンドと状況で判断しましょう。


 ルールでわからない点はメールいただいたら、連絡させていただきます。