ゲームの準備・進め方

 ゲームの準備・進め方

ゲームの準備

白・黒・赤・青の中から自分の色を決め、その色のポーン2個、キューブ1個、サマリーカード1枚を取り、余った色は箱に戻します。「三」の数字の入った地形カードを取り出し、プレーヤーに裏向けに3枚配ります。余った「三」のカードを戻し、地形カードをよくシャッフルし、あと2枚ずつ配り、各プレーヤー5枚の手札とします。
(「三」のカード3枚と+ランダム2枚)
残りを山札とします。次にプレイ人数により枚数の調整をします。
  4人プレイ(10ターン勝負):これでOKです。


  3人プレイ(13ターン勝負):山札から1枚抜き箱に
                戻します。
  2人プレイ(15ターン勝負):山札から10枚抜き箱に
                戻します。
そして山札から1枚表向けにめくり、中央に配置し、土豪衆トークンをそのカードの上に置きます。


 得点表カードを順番に4枚つなげて、5のマスにプレーヤーのマーカーを置きます。(最初に軍資金5を持っている状態)
 ゲーム中、収入や得点が入れば時計回りにトークンを進め、支払いや減点では半時計回りに戻します。

 30のマスが0のマスとなります。戻る事ができるのはここまでで、これ以上戻る事はできません。


地形カードの説明

地形カードは「三」、「二」、「一」の数字が入っています。

・地形カードに描かれている地形は「山地」「平地」「川」の3種類あります。

・「山地」「平地」は各々カードの角か辺の真ん中でのみ地形が変わります。(地形が連続するのも多くある)

・川は必ず辺の真ん中を流れています。

・地形カードは長い辺は長い辺、短い辺は短い辺と合わせるように置きます。

・180°回転の反対でも置けます。

・川は必ずつながるようにしか置けません


スタートプレーヤーとスタートハンデ

最近、長野県に行った人がスタートプレーヤーになります。以降時計回りで進行します。

・スタートプレーヤーはスタートハンデとして最初の1枚は「二」か「一」のカードしか出せません。最初の手札すべてが「三」のカードになってしまった時は左側のプレーヤーがスタートプレーヤーとなり、同じように始めます。


ゲームの進め方

 プレーヤーは自分の手番で以下の事を実行します。

    1.侵攻  カードを配置します(1.支配、2.和睦、3.敗走 があります)

    2.移動  トークンを移動させます(1.川沿移動、2.山岳移動、3.通常移動 があります)

    3. 築城  城マーカーを置きます (1ゲーム中に必ず1回実行しなければなりません)

    4.手札の補充  1.〜3.終了後、山札からカードを補充します。
                  ※1.侵攻と2.移動はどちらがを先に実行してもよい


                 1.侵攻.   

トークンのいるカードの上下左右のいずれかに1枚カードを置く事です。
プレーヤーはトークンが置かれたカードの四辺に合わせて手札から設置する事で、他地域に侵攻します。結果は3種類あります。

(1)支配 置いたカードが自分のいるカードや隣接するカードと地形を合わせつなげる事ができれば、支配となり、置いたカードに描いてある数字だけ得点が入ります。
 得点分、得点マーカーを進めます。置いたカードが2枚以上辺が接している場合(例:左図)、1枚でも地形がつなぎ合っていればOKです。(但し川はすべて必ず合ってなければいけません)
2辺ともあっていれば、カードの数字×2が得点となり
3辺合っていればカードの数字×3が得点となります。

(2)和睦 置いたカードが自分のトークンのいるカードや隣接するカードと平地や山地の地形を合わせつなげる事ができない場合でも川がつながっていれば(もしくは川が辺にない場合)、和睦となりカードは置く事ができます。この場合置いたカードの点数分得点をマイナスし、得点マーカーを後退させます。2辺3辺とつながっていてもカード点数分のみマイナスとなります。
(但し最終5ターン分は和睦できません。後述)

(3)敗走 軍資金が足りなかったり、どう移動してもカードが置けなかったりした場合は敗走となり、手札の中から1枚手元近くに裏向けに置きます。
(但し最終5ターン分は敗走できません。後述)
そのカードはゲームが終わるまでそのままで、最終得点計算でそのカードの数字×3の減点となります

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侵攻特別ルール

 侵攻において縦横に連続して並べられる枚数は8枚までとします。9枚連続になるように置く事はできません。(左図)


  
                    2.移動

トークンは置かれたカード上を移動する事ができます。(移動しない選択も可能)
移動には3種類あります。

(1)川沿移動 川でつながっているカード上は、相手のトークンがいない場合、費用なしでどこまでも移動ができます。

(2)山岳移動 自分のトークンがいるカードと移動しようとするカードの辺がすべて山地の場合は移動に軍資金2がかかり(得点表2マイナス)、1つだけの移動となります。

(3)通常移動 上記1.2.以外の移動です。費用なしで1つだけ移動できます。

移動の途中で敵トークンや敵の城があった場合
 1.敵トークンがあった場合
  敵トークンのあるカードで移動ストップし、
  軍資金1を敵に支払う。
  (得点表自分マイナス1、敵プラス1)
 2.敵の城があった場合
   ストップせずに通行はできるが、
   通行料に軍資金2を敵に支払う。
   (得点表自分マイナス2、敵プラス2)
 3.敵のトークンと城の両方あった場合
   このカード上でストップし、軍資金3を
   敵に支払う。
   (得点表自分マイナス3、敵プラス3)。


                 3.築城

ゲームが終了するまでにプレーヤーは必ず城を築かなければなりません。

築城の条件は、
(1)費用として軍資金10 払う (得点表10戻る) 

(2)支配したカードの上に その手番内に築く

(3)そのカードの上下左右のカードに敵トークン・
  敵城がない事です。

ゲーム終了時、城と上下左右のカードの点数が利権得点になります。(左図の場合、赤の城は10得点)

※敵城の斜めの位置には築城できます。左図の様な場合★印のカードの得点は赤と黒両方に「一」「二」が得点として入ります。


4.カードの補充 

侵攻、移動、築城などが終わった後に、1枚山札から手札に補充します。

これで次のプレーヤーの手番になり、同じように山札が無くなるまで、順番に進行していきます。


 最終5ターンルールと途中終了

 山札が無くなり、手札のみになった後の最終5ターンは侵攻において和睦や敗走はできなくなります。
 支配できなければ(残り5ターン以降地形をつなぎ合わせられない時)、そのプレーヤーは終了となります。
 そのターンの移動はできますが、トークンをその場所においたまま、他のプレーヤーが終了するまで、ゲームに参加できません。但しトークンや城からの他のプレーヤーからの得点は入ります。

 得点計算時に残った手札の合計と途中終了減点2点とが減点となります。 ※(残りの手札の合計+2)を減点


 最終得点計算と勝利条件

 全員の手札が無くなったり、途中終了した時にゲームは終了し、得点計算します。

 軍資金得点表の点+城利権得点の合計点から敗走減点と途中終了減点とを引いた合計得点
 一番多かったプレーヤーが勝利します。

同点の場合、より城利権得点の多かったプレーヤーが、それも同点の場合はより減点の少なかったプレーヤーの勝利とします。

最終得点計算:
得点表の点+城の利権得点 ー(敗走カード点数×3) ー(残り手札の合計点数+2)




 ルールでわからない点はメールいただいたら、連絡させていただきます。